2006年05月30日

≪二重螺旋≫

『本日の航海先・インドネシア、ジョグジャカルタ。波地。風震』

ニュースが伝える・・・あの街が壊れたと。
ボロブ.JPG

もう十年にもなるか!! 船長、インドネシアに二ヶ月もいた事がある。
特に何をするわけでもなく、ただ、その場所で生活をしてみたかった。
あの有名なバリ島に見せられ、山の方の街に暫くいた。
インドネシアは島国で、幾つも幾つも島が連なっている。
そんなんで、つい隣の島に行きたくなり、バスで移動することにした。
思えばあの時が、初めての長距離移動だった。

まだ旅なれてなく、十五時間と言われても良く分からなかった。
バックパックとバックパックの隙間に体を埋め、ただただ耐えていた。
ギシギシ軋むバスは、やっと眠りにつけそうな体を、遠慮なく揺さぶり
休ませてくれない。 
やっと寝れたかと思うと。「お前らは、あっちのバスに乗り換えろ、」と
早口の英語で起こされる。
そんな事を三回繰り返した頃だろうか、窓の外が明るくなり寝ることを諦めた頃、
風景がやっと都会らしくなって来た。

「アト、スコシ。アト、スコシ。」と、そこだけ日本語で言われ続け、
気が付きゃ、二十時間。しかも早朝五時。
ジャワ島二番目の大都市“ジョグジャカルタ”に到着。
そー最近ニュースで伝える。崩壊したあの街です。
(この街は思い入れが強く、書いてたら長くなりそうなので、二回に分けます。)

そんなんで今回の作品(クリックすると拡大画像になります。)
【ラフ】
螺旋ラフ.jpg

【全体】
螺旋.JPG 

【開花】           【開花後】
螺旋上.jpg 螺旋下.jpg
【タイトル】
・≪二重螺旋≫

【制作者】
・船長Chii 船大工Ma-Bo-

【花材/材料】
・アカヅル ・キク(アナスタシア)

【作者コメント】
生物に有るDNAは、二重螺旋構造で出来てます。
その二重螺旋の片方は鉄の枠で囲い、あえて花弁を落としました。
もう片方の、囲まれて無い螺旋は花を咲かせました。
今回はそんな雰囲気を出すため、シンプルな作りにしました。

「そこから出て来いよ。腐る前にな!!」
です。


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2006年05月26日

≪巡る季節≫

『本日の航海先・世田谷区、奥沢・O’s nest・波廻・風暦』

今日、恵比寿に行ってきた。
んで、何口だかは解んねーんだけど。上の方の出口を出たら花屋があって。
まー職業柄なんとなく覗いて見た。
そしたら、前にうちで働いてた女の子が、そこの店の制服を着てたんだわ。
うちの店を辞めてから、服屋になった所までは知ってたんだけど。
まさか、又花屋になってるとはねー!! ちょっとビックリだったんだわ。
だってよ、辞めてから又花屋に戻って来る子って少ないからさー。

うちにいた時は、まだまだ学生っぽくて少しオドオドした感じの子だったんだ。
それなのに今は、凛とした綺麗な立ち姿で、スゲー暖かい笑顔をしてさ、
ちゃんと素敵な花束作ってんだよねー。船長その姿を見て。
「へーあの子がねー!!」 って感じで嬉しかったんだ。
でも何か照れくさくて。結局、何も話さずに来ちまった。
今度は時間が有る時に行って、ちゃんと話しかけてみよーかな。

そんなんで今回の作品(クリックすると拡大画像になります。)
【ラフ】
紫陽花ラフ.JPG

【全体】
紫陽花.jpg

【紫陽花部分】       【向日葵部分】
アジサアップ.jpg アジサイ ヒマワリ部分.jpg
【タイトル】
・≪巡る季節≫

【制作者】
・船長Chii 

【花材/材料】
・向日葵 ・紫陽花(造花)

【作者コメント】
雨が嫌いで、もーすぐ梅雨が来ると思うと憂鬱になる。
でも大丈夫!!だって季節はは廻るからって気持ちで作りました。
あと紫陽花はとてもナイーブで、水が好きな為こういう作品にすると、
すぐに元気が無くなります。なので今回は不本意ですが、あえて造花にしました。
向日葵は生花です。
因みに。花の中でも、ヒマワリ(向日葵)とアジサイ(紫陽花)は、
漢字が美しく、とても好きな名前です。


「なー、止まない雨は無いんだぜ!!」
です。


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2006年05月22日

O's nest-A

『本日の航海先・世田谷区・奥沢・O's nest・波喜・風多』


キーボードを叩くこの部屋にも、微かにあの音が零れて来る。

駅から少し離れたこの商店街は、何年ぐらい時をさかのぼれば、栄えていた頃に
出会えるのだろうか?
日の出ている頃に通れば、少しは賑やかなこの商店街も、かすかに星が覗き始めた
この時間になると、開いてるシャッターを探す方がむずかしい。
道を照らすのは、いつでも無遠慮に輝くコンビニと、少し疲れた感じのする不動産屋の
明かりだけで。他は、静かに明日が来るのを待っている。
その穏やかな静けさが好きで、最近は帰宅する時この道を通る事が多くなった。

いつもの様に、左右に注意を払いながら低速で走る。・・・が今日は何かが違う。
様子がおかしい。何だろう? 少し空気がざわついてる気がする。
いつも必ず停まることになる、あの信号機の手前、いつもは暗いはずの場所。
たしか、六丁目なんとか会。とかすれたペンキで書いてある場所のはずだ。
そこが今日は開いてる。しかも元気良く明かりを放出してるではないか。

いつもより、少しだけアクセルを多く踏み、その前に来てみる。
「あーーそうか。もーそんな季節か!!」 
覗いたその明かりの中には、子供達が男女問わず沢山いて、小さい太鼓や横笛などを
大人の真似をしながら、真剣に叩いたり吹いたりしている。
自分の出す音に少しだけ困った顔をしながら、日本の伝統にふれている、
その顔をみて。こう思った。
「夏は、もーそこまで来てるな。」

そんなんで、今回の作品(クリックすると拡大画像になります。)
【カラーとフリージア】   【サンタンカとスマイラックス】
カラー.JPG サンタンカ.JPG

【バラとフリージア】    【シャクヤクとビバーナム】
バラ.JPG シャクヤク.JPG

【ビバーナムとデルフィニューム】
ビバーナム.JPG

【制作者】
・戦友Kita

【船長コメント】
今回はKitaさん作品二回目です。
船長が毎週、作品をライブで作りに行ってるBar。“O's nest”のマスターであり、
我が戦友でもあるKitaさんの作品です。
大分、溜まってきたので、二回目をすることにしました。

綺麗なとき、そうでもない時、と色々あるのですが、
船長はこのカウンターに在る花が好きなので、続けて行くことにしました。
皆さん三回目、四回目と続けていきますよ。
Kitaさんは「恥ずかしいからイヤダーー。」
と言ってましたが。・・・・・無視します。

「失敗は成功の基!!」
です。


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2006年05月18日

≪未来は僕らの手の中≫

『本日の航海先・世田谷区、奥沢・O’s nest・波未・風来』

皆さんお待たせいたしました。
母の日も終わり、船長やっと人らしくなってきました。なので、
Banglassi号、暫くぶりに航行です!!

ミクシーにも書いたんで、見た人もいると思うんだが、母の日前の最後の休みに、
天気が良かったので、船に乗りたくなり、日の出桟橋まで行ってきた。
そこで、すごい船を見たんだわ!!
↓こんな船なんだけど。(クリックすると拡大画像になります。)
未来船.JPG

他の船は普通だったんだけど。浅草行きのこの船だけは、こんな感じでさー、
んで、あえてこの船を浅草行きにしてる所が、なんか良いでしょ。
形はかっこ良いのに色がやりすぎてたりさー、色は良いのに形が中途半端だったりよ。
「やりたい事はわかるんだけどね。」ってのが多い中、
この船は、船長のもろツボで、やり切った感じに、ちょっと感動したんだわ。
船長がガキんころ夢見てた未来が、其処に存在してたよ。

そんなんで今回の作品(クリックすると拡大画像になります。)
【ラフ】
未来ラフ.jpg

【全体】
未来全体.jpg

【左部分】         【右部分】
未来ハラン.jpg 未来カーネ.jpg

【タイトル】
・≪未来は僕らの手の中≫

【制作者】
・船長Chii ・船大工Ma-Bo-

【花材/材料】
・ハラン ・カーネーション ・ホーノキ

【作者コメント】
あの船を見てたら、なんか未来ぽっい物を作りたくなり、こんな感じになりました。
一応、母の日にちなんでカーネーションは使ってみました。
葉が有るからから花が咲くのか? 花が咲くから葉がでるのか?
んな事は、どっちでも良いんじゃねーか。結局、未来は僕らの手の中だよ!!
っていうイメージで作りました。

「やり切ってみなきゃ、解らねーよ!!」
です。


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2006年05月09日

カーネ祭り

『本日の航海先・世田谷区、下北沢・波母・風日』

あんまり考えないようにしていたんだが、
それでも、現実はヒタヒタとやって来るんだよね。
そうです。花屋が、一年で一番忙しい日。[母の日]です。
「あー嫌だ嫌だ!!」
でも、しょーがねー。しょうがねーから今年もがんばるかい。

んで忙しいからって。花屋になってから母の日に自分の母には何もあげてねーな。
「すまないね、母上殿。」
今年は何かあげようかな?でも、多分忙しさにかまけて今年も何も、
あげねーんだろうな。

まーそんくらい、この時期は忙しく。カーネーションまみれの一週間だわ。
そんであまりにもカーネーションまみれなので、載せてみるわい。

【カーネ祭り】(クリックすると拡大画像になります。)
カーネ赤.JPG
カーネ桃.JPG
カーネ白.JPG

そんな感じの母の日です。
皆さんも、こんな日ぐらい何か、あげてみたら如何ですか?
ってな訳で忙しさにかまけて、暫くブログお休みいたします。
いつも、遊びに来てくださる方スイマセン。
次回は十五日ぐらいに更新の予定です。

「孝行は出来るうちにやっとくかい!!」
です。

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2006年05月05日

≪毘沙門GOGO≫

『本日の航海先・世田谷区、奥沢・O’s nest・波五・風五』


今日は子供の日でした。
大人になると、そういう行事から、少しずつ離れていって、だんだん。
「あっそう言えば、今日はこどもの日か!!」
ってこともふえるわな。でもありがたい事に、花屋なんて仕事をしてると、
季節や行事ごとに店に並ぶ花が変わるもんで、なかなか忘れられないんだよね。
例えばさー、桃の節句が近づけば、桃を置くし。母の日にはカーネーション。
クリスマスには、モミの木にポインセチア。お盆には、仏花。なんて具合にね。

それで、五月五日は、菖蒲(ショウブ)。
これは花を飾る人もいれば、葉を風呂に入れて、しょうぶ湯にする人もいるんだけど。
これはもともと、中国では漢方の湯治療法の一つであったらしく。
それが江戸時代頃日本にも伝来し、日本でも各所にあり、葉根に香気のある菖蒲が
音が似ている、[尚武]や[勝負]とかけて、
5月5日端午の節句に使うようになったらしいです。

そんで、今でもこの日に銭湯に行くと、しょうぶ湯に入れるんだわ。
だが船長、売っていながら、またしても入りそびれたなー。

そんなんで今回の作品(クリックすると拡大画像になります。)
【ラフ】
カブトラフ.JPG

【全体】              
カブト.jpg
 
【アップ】
カブト門.jpg

【タイトル】
・≪毘沙門GOGO≫

【制作者】
・船長Chii ・船大工Ma-Bo-

【命名者】
・ToBeさん

【花材/材料】
・ハラン ・シャクヤク ・アンスリューム(サファリ) ・キク(アナスタシア)
・ストレリチア ・タニワタリ ・タンチョウアリウム

【作者コメント】
今回は、端午の節句にちなんで、カブトをBanglassi的に作ってみました。
大人になると、なかなか飾らないもんなので。
Banglassiから、“全ての大人に成れない子供達へ”プレゼントです。

今回の作品の名前は、これを作ってるところを見ていたToBeさんが
名付親になってくれました。毘沙門とは戦いの神らしいです。
今回のコンセプトとあっていたので、そのまま頂きました。
ToBeさん有難うございます。


「せめて、戦うことは忘れんなよ!!」
です。


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posted by 船長Chii at 23:47| Comment(8) | TrackBack(0) | 船長の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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