2007年10月25日

≪おしゃべりなカボチャの木(第二話 心ある実)≫

071025_top.jpg

【本日の航海先】
・世田谷区奥沢、O's nest

【花材/材料】
・枯れ枝、カボチャ、ススキ、etc

【サイズ】
・width 70〜80cm ・height 100cm〜110cm

【参考価格】
・¥25,000〜(花材、季節、状況等によって変動します。)

【制作者】
・船長Chii ・O's nestのお客様

【船長コメント】
前回からの続きです。(読んでない方は一話からどうぞ。)
毎年の好例行事なんですが、カボチャの顔をO's nestに来てるお客さんに彫ってもらうんです。皆さん各々の顔を作るんです。これが船長楽しみなんです。今年も楽しい顔がそろったんで作品に使わせていただきました。皆さんありがとう。
さて二話目です。今回登場するこの木は話の軸になるものなので存在感があるものにしたくて、いくつもの枯れ枝を束ねて個性のある木にして見ました。

【自作物語】
≪おしゃべりなカボチャの木(第二話 心ある実)≫

その木は本当に不思議な木でした。
とても大きな大きな木でした。
幾つもの幾つもの枝で出来ているような木でした。
幾つもの幾つもの根だけで出来ているような木でした。

ある時、その不思議な木はまるで、怒っているようでした。
でも、時には悲しんでるようでしたし、時には喜んでるようでもあったんです。
だけど本当のことは、今でもわかりません。
だってその木には、幾つもの幾つもの心がやどっていたんですから。

その不思議な木には、幾つもの幾つものオレンジ色の実がなっていました。
まるでカボチャに似たような形をした実でした。
そのカボチャに似た実には顔がついていました。
幾つもの幾つものその実にはすべて、顔があったんです。
全部ちがう顔でした。
そしてその実にはすべて、ちがう心が宿っていました。

そのカボチャ似た実は話す事が出来ました。一つ一つの実が別々の心で話す事が出来ました。
そのなっている場所から動くことは出来ませんでしたが、各々が話す事が出来ました。
そしてその話す実は、幾つもの幾つもの別々の意見を言うんです。

初めてその木の場所に行ったとき僕は人でした。
人の姿の僕に、その幾つもの幾つもの実が話しかけてきます。

つづく


☆花職人バングラッシーオフィシャルサイト
posted by 船長Chii at 03:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 船長とカボチャの木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by vova◎ at 2007年10月25日 06:14
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