2007年10月30日

≪おしゃべりなカボチャの木(最終話 元気な星)≫

071030_top.jpg

【本日の航海先】
・世田谷区奥沢、O's nest

【花材/材料】
・ファーガス、ウンリュウヤナギ 、レモンリーフ、etc

【サイズ】
・width 40〜50cm ・height 40cm〜50cm

【参考価格】
・¥20,000〜(花材、季節、状況等によって変動します。)

【制作者】
・船長Chii 

【船長コメント】
前回からの続きです。なんとか最終話です。(読んでない方は⇒ 一話 二話 三話
今回はカボチャの形をした星を作ってみました。架空の大陸、島なども作ってあります。
外側をオレンジの葉を何枚も貼って作り、この星が発光するようにしたかったので、中に電球を入れてあります。
大陸部分は、世界地図を見ながら緑の葉を切り抜いて作りました。
輝くカボチャの星です。
長い文を最後まで読んでくれてありがとうございました。感想などいただけたら嬉しいです。

【自作物語】
≪おしゃべりなカボチャの木(最終話 元気な星)≫

ある時僕は小さな小さなアリになりました。
アリの姿の僕は不思議な木にそーっと近づきました。
そーっと近づいて木の下に穴を掘りました。
そして穴の中に住みました。
これなら色々言われないだろうと思ったんです。
確かに、どの実からも何も言われませんでした。
しかし、どの実も僕に気づいてもいないようでした。
これでは意味がありません。

僕は寂しくなってしまいました。
寂しくなった僕は穴から出ました。穴から出てあの幾つものの顔に話かけてみました。
それでも駄目でした。
小さな姿の小さな声では全く気づかれません。
それならもっと近くに行こうとおもい、今度はこの不思議な木に登ってみました。
それでも全く気づかれません。
もっともっと近くで話しかけてもみました。
それでもやっぱり駄目でした。
何度やっても全く気づかれないのです。

あの幾つものの顔の言うとうりに、何度も何度も姿を変えました。
あの顔達に気に入られるように、何度も何度も姿を変えたのに今度は気づいてもらえません。
確かに何も言われません。でも気づいてももらえません。
これでは全く意味がないのです。

僕は本当にわからなくなりました。
僕は何になりたかったのでしょう?僕はどうしたかったんでしょう?
僕は考えました。たくさんたくさん考えました。

本当は・・・・・僕は僕になりたかったのです。
そうだったんです。それで良かったんです。

そして僕はオレンジ色になりました。カボチャに似た形の姿になりました。
そしてその姿の真ん中に、一本不思議な木が生えてます。
これが最後でした。僕はもう何にも変わらなかったのです。
僕は僕を見つけたのですから・・・・・・。

この空の遠い遠いある場所にオレンジ色の星がありました。とても元気な星でした。大きな大きな星でした。
少しボコボコしたいびつな星でした。角が一本生えている少し変わった星でした。
そんな変てこな星のお話です。

おわり。


☆花職人バングラッシーオフィシャルサイト
posted by 船長Chii at 12:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 船長とカボチャの木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント


あー

そうなんだな。


どこへ行こうか。
私が決めなくちゃ。



ちょっとありがとう。
Posted by vova◎ at 2007年10月30日 13:55
この感想を書こうと思いながら、

このまま書かないでおこうかと思ったけど…

"僕"がいろんなものに変身して不思議の木に行くところが、

自分に重ね合わせたりしてしまいました。

たまに、さらに自信を失ったりしたときに、考えてしまうのです。


そんな自分に似ているなぁ、て思いました。


結局自分は自分やし、という答えになるんだけどね(苦笑)

読む終わった時は、じ〜んとして涙目になっちゃいました。


この物語を読んだ人が自分に自信をもって、愛してあげれたらいいなぁ(´▽`)自分も含めて…


ありがとですm(_も_)m
Posted by もと♪ at 2007年11月11日 13:48
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